気づけば2015年も残すところ1ヶ月半となりました。
年末に向けてかなり予定が詰まってきておりますが、活動により一層精を出し、少しでもいい港区づくりに貢献できればと思っています。
さて、先月から、僕が連載している月刊『ソトコト』の「まちのプロデューサー論」がリニューアルしました。大きな変更点は、各地で活躍する「まちのプロデューサー」が、次号の人を紹介する方式になったところです。(詳しくはこちら。→http://ecotoshi.jp/news/5249)
リニューアル第一回目の藤井浩人さん(岐阜県美濃加茂市長)から今月バトンを受け取ったのは、NPO法人僕らの一歩が日本を変える。(以下ぼくいち)代表で中央大学3年生の後藤寛勝くん。彼は、NPOの代表として、全国の中高などで票育と題した主権者教育のプログラムの普及や高校生と国会議員の討論イベントなどを企画し、若者と政治をつなげる活動を行っています。(http://boku1.org)
先月末には、「みんながまちのプロデューサーズ」と題し、「ソトコト×グリーンバード×ぼくいち」の共催でイベントを実施しました!イベントは2部構成。第1部で対談、第2部では「誰もがまちのプロデューサー」をテーマにしてワークショップを開催しました。
対談では、彼が全国で行っている教育プログラム「票育」を通して、どうやってまちのプロデューサーを生み出しているのか。また、今まで国会議員と高校生をつなげる活動に重きを置いていた彼らがなぜ「地方」に活動の軸をうつしたのかなど、気になる点を余すところなく聞きました。
また、第2部では、まちでの自分の役割を示す「名刺」をつくるワークショップを、ぼくいちのみなさんが企画して実行してくれました。
「子どもを連れて出かけられる場所をつくりたい」「自分のこれまでの経歴を活かして街を元気にしていきたい」などの思いを元にまちを良くするたくさんのアイディアが出され、それぞれどのようなスキルを活かしてまちを盛り上げていけるのかを真剣に考えました。
最後には、ぼくいちの皆さんが準備したカレーを食べながら、つくった名刺を交換する懇親会を。
自分のまちについて考え尽くしたのちにみんなで食べるカレーは本当に美味しく、またどこか懐かしい味がしました。こういうイベントはこれからも定期的に開催したいと思っています。
ぼくいちの後藤くんが次にバトンを渡したのは、宮崎県日南市で商店街の活性化に挑んでいる木藤亮太さん。成功の秘訣も、失敗談も、どんどん聞いていきます。どんな話が聞けるか、とても楽しみです!