新成人の皆さんへ:これからの社会のクリエイターになる気持ちで!


成人の日。港区では「成人の日記念の集い」を東京プリンスホテルで行いました。みんな初々しかった〜。

新成人を迎えた皆さんに伝えたいことは2つ。それは、とにかく想像力・創造力を鍛えること、そして「丸くなろう」としないことです。

日本は超高齢化社会に突入しつつあります。「課題先進国日本」とも呼ばれる社会を担う人たちには、大変だけど、考えようによってはすごくワクワクする未来が待っています。

お金がなく、働く人も少なくなる日本において、このままのやり方を続けてはいずれ限界がくることにはみんな薄々気づいています。でも、歳をとると、様々なしがらみや関係性の中でそれをなかなか変えていけなかったり、次代への創造力が働きづらくなったりするのも事実。

就職がしづらいのは本当に自分だけのせい?子育てがうまくいかないのは自分に問題があるから?今、僕らが抱えている問題の中には、この社会のあり様を変えていかなければ根本的に解決しないものも多く含まれています。

だとしたら、僕らが欲しい未来を手にするためには、僕ら自身が5年先・10年先の未来を考え、動いていくのがベスト。みんながこれからの社会の‘クリエイター’になる気持ちで、今の社会はどこか良くてどこが悪いのか、また理想の社会を実現するためには今何をつくらなければならないのかに思いを馳せてみることが求められます。若者の多くがこれから否応無しに社会の課題にぶつかるのだとしたら、その課題にぶち当たった当事者として、新たな仕組みをゼロベースで想像・創造してみる必要があるのです。

そして、そこに自分が価値を生み出す機会や新たなビジネスチャンスも転がっている。

幸い、今様々な調査をみると、「社会のために何かしたい」と考える若者は6割以上いるとされています。仲間は、たくさんいます。

まず、自分の人生を全力で生きること。そして、様々な困難にぶち当たるもうまくくぐり抜けた時は、余力を使って他人や次の世代のために動いてみること。

その際は、社会の仕組みや制度、それに先輩たちがつくってきたもの過度に気を使わず、丸くならず、柔軟に考えることが大切です。自分の感覚を大事にして、思いきってアイディアをぶつけてみること。目上の人にすぐに理解されないことでも、諦めずまずやってみて、成果を出してみること。生み出されたものが正しければ、先輩達もいずれちゃんと分かってくれます。そして協力してくれます。最初のコミュニケーションがうまくいかないことが多いだけ。

今、社会で起きている未解決の様々な問題は、全く新しい発想で変えるしか乗り越えられないところまできています。だから、固定観念や慣習がないところから発想することが大切なのです。

とはいえ、社会課題を解決するなんて、また「社会を変える」だなんて大それたことは自分にはできないと、多くの人は思うでしょう。でもきっかけは、目の前にあります。(昨年のエントリー:「諦めたら、そこで終わり。迷った時は、大きく動く時。」にも書きましたが、)ヒントはとにかく、身近なまちで小さく動いてみることです。小さな成功体験を繰り返せばいずれ大きなことができるし、今は、小さなまちの成功例が瞬く間に全国に、世界に広がる時代です。
※僕の本『「社会を変えるのはじめかた』もおすすめ!

とにもかくにも、新成人の皆さん、本当におめでとうございます!これからの人生、楽しんだもんがち。ワクワクする未来が訪れるかどうかも、自分次第。日々想像力・創造力を鍛え、丸くならず、頑張って下さい!

今日という一日が、皆さんにとって大きな一歩のはじまりになりますように。

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※新成人の実行委員長と区長の挨拶。


※港区の選挙委員をやられている赤坂消防団の中村さんと偶然合い、パシャリ!

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