2012年3月。震災から1年。
防災とコミュニティについて考えるシンポジウムに、兼松佳宏氏(greenz.jp 編集長)や山崎亮氏(コミュニティデザイナー)、荒昌史氏(NPO GoodDay代表)らと共に、パネラーとして参加します。
それはとても小さかったかもしれません。でもこの一年、一人一人が自分なりに震災のことを考え、行動してきました。被災された方々のために「僕たちにできること」を一生懸命、想像しました。
もちろん、復興に向けた取り組みはまだ始まったばかりです。放射能の問題も残されています。
でも、そろそろ、もう一方のことも考えなければ。それは、都市に住む僕たちのこれからの生活を支える、地域のつながりのことです。
もし今、首都圏直下型地震が起きたらどうしますか?誰に助けを求めますか?誰を救えますか?正直、僕はとても不安になります。例えば、港区では約20万人の人口に対し、防災組織に入っている人はわずか6万人。
「自助」「共助」「公助」。そのどれもが大切な防災の現場にあって、もちろん、行政がやらなければならないことは、まだまだたくさんあります。でも、行政だけに頼らず、まず僕たちができる「自助」、それにコミュニティの力で支え合う「共助」について、今、もう一度考えてみたいと思います。
自分たちの街の未来を考える。街を良くするアイディアを、みんなで出し合う。 やってみると案外、というか凄く楽しいことです。時代を嘆いても始まらない。 ならば何でもいいから、身近なことから小さく動いてみること。
「都市防災」という入り口から、一緒に、始めましょう。3/17。手探りの中でも、小さな一歩を。200人で、語りませんか?
詳細&パネルディスカッション・ワークショップへ参加申込は…
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