みなさんはじめまして!横尾としなりの会スタッフの山本です。法政大学2年で、2ヶ月程前から働かせていただいています。
さてさて、先日9月16日(日)に赤坂氷川神社で毎年行われている「赤坂氷川祭」に参加してきました。今年のお祭ではなんと!近年復活した氷川山車3台の巡行と神輿1基の渡御が実施されました。
3台の氷川山車連合巡行は史上初だそうです。うち、『日本武尊』(やまとたける)山車は、3年間にわたる飾り幕の修復作業を完了し、100年ぶりのお披露目巡行となったそうです!
僕は3台の山車のうち、『猩々』(しょうじょう)というものを曵かさせていただきました。一方、横尾さんはというと、100年ぶりの復活をはたした『日本武尊』を曵いていました。
この赤坂という現代を最も象徴していると言っても良い街並みに、およそ160年前の山車達が雄大に曵かれていく姿は本当に圧巻でした。江戸時代の人たちも同じように山車を曵いていたと考えると、ロマンがあり鳥肌すらたちました。
〜山車と政治〜
山車は決して一人の力では動かすことは出来ません。みんなで協力し、ゴールである氷川神社までおよそ5時間かけて曵いていきます。
一人一人のアクションは正直すごく地味です。例えば、ひたすら山車の後ろを押している人、山車が電線に引っかからないように竹を使って、高さが足りない時に電線を上げる人…
しかしながら、山車は確実に前に進んでいきます。ゆっくりと。時々、沿道の方達から声援や、歓声をいただきながら。
横尾さんの近くにいると、政治って、街のプロデューサーってこういうことなのかなって時々思うことがあります。「街を良くする!」っていっても、一人の力ではほとんど何も変えることができない。しかし、仲間を集め一人一人が自分の出来ることを少しずつやっていく。
そうすると、いつの間にか街が前より素敵になっている。横尾さんの想いに共感した人が自然と集まってくる。本当に尊敬出来る兄貴です。…すいません。話が脱線してしまいましたが、山車を曵いている時にふと思ったので、僭越ながら、この場で書かせてもらいました。
僕は横浜の人間なのですが、今回の氷川祭に参加して『赤坂』という街が、もっと好きになれました。来年もあるそうなので、ぜひ参加させていただきます!
事務局・山本