連日のご対応、本当にお疲れさまです。
被害の実態が明らかになるにつれ、今回の地震が如何に酷いものだったのか、私たちの命や生活にどれだけの影響を与えたのか、想像を超える状況に、心が痛みます。
改めて、今回の地震にはじまった様々なことで被害を受けられた方、様々な影響を受けた方、心よりお見舞い申し上げます。
港区でも、地震当日は、多くの帰宅困難者が出ました。「看板が落ちた」「ワインボトルが棚から落ち何本もダメになってしまった」などの被害に遭われた方、子どもが落ち着かないという声、不安で夜眠れないという声、また注文のキャンセル対応に追われている方などの声をたくさん伺いました。
こんな時、自分の無力さに、改めて気づかされます。
これまでできたことといえば、地震当日の避難所ボランティア、節電呼びかけ、災害対策会議への参加、それに寄付金集めのみ。ツイッター等で毎日有効な情報と思われるものを収集して発信していますが、それもどれだけ役に立っているか分かりません。
※寄付金はこちらから集めています。15日10:00現在、50人の方から約33万円をお預かりしました。知り合いの団体で既に現地入りして救助活動を行っているNPO「civic force」に届けています。http://justgiving.jp/c/1604
私が副代表を務めているNPOグリーンバードでは、お陰さまで「仙台チーム」のリーダーの無事が確認されました。ただ、いつもお掃除に参加してくれている方全員の確認がとれているわけではありません。今後はこちらを拠点に専門家の方と連携して復興のための活動をしていくことになると思いますが、(http://www.greenbird.jp/gien/)まだまだ分からないことばかりです。寄付や物資提供の活動もはじめました。
復興に向けて、企業や個人として、皆さんそれぞれが、それぞれの立場でできることを模索しています。今は節電と献血、それに寄付。現地でのボランティアは、昨日、仙台市社会福祉協議会が「仙台市災害ボランティアセンター」を開設し、ボランティアを受け入れることになったようですが、受け入れにはまだ時間がかかると思います。(ただし「4泊5日」「食事、宿泊場所等は自身で」というのが条件です。http://bit.ly/gGfMx5)多くのお問い合わせをいただき、僕らも他の協力団体などに受け入れ状況を確認しています。焦らず、着実に行動に移すのがベストかと思います。
僕のところに手伝いに来てくれている学生たちも、寄付を集めたり、節電を呼びかけたり、災害マニュアルを各国後に翻訳したり、「何かやりたくてうずうずしている若者」を集めてできることを話し合ったり、様々な活動をしています。
学生たちが集まって、昨日、「みんつな」というプロジェクトも生まれています。http://www.mintsuna.net/
とにかく、今は僕も皆さんと同じように、できることをできる限りするだけです。正直、街頭に立っている場合ではないので、誠に勝手ながら駅立ちや「みなトーク」、ビラ配り等は休止。引き続き、港区でできる具体的な災害対策、港区からできる復興支援に当たります。グリーンバード、また、以前いた博報堂の活動、街のチャリティ、知り合いのNPOとの共同アクション、学生たちとのプロジェクトに全力を注ぎます。
ここで発言できる余裕はなくなるかもしれません。でも、皆さん、「きっと横尾はどこかで活動してる」と思っていただき、引き続きご支援いただけると幸いです。尚、ツイッターやフェースブックでは、引き続き携帯から情報を発信していきます。
最後に、何より大切なのは、ご自身や家族、身近にいる人たちの身の安全をまずはしっかりと確保すること。皆さんもぜひ余震などに注意し、防災対策をしてください。
■港区の地震情報(3月15日更新)
http://www.city.minato.tokyo.jp/kinkyu/kinkyu.html
■港区防災マップ (再掲)
http://www.city.minato.tokyo.jp/kurasi/iza/bosai/bosai/sinsai/hinan/index.html
■災害ボランティア情報まとめサイト
http://www45.atwiki.jp/volunteermatome/
■グーグルとホンダが共同でつくった東京→被災地の自動車通行情報実績マップ
http://bit.ly/fuDCYK
まず、僕らが動かなきゃ。
お疲れ様です。ジュピター藤枝です。岩手出身の私は、今回の震災報道で変わり果てた故郷を見る度に、亡き祖母と同じお国訛りのお婆ちゃんの憔悴した声を聞く度に、愕然としておりました。そして、原発の放射能漏れ・・・何か奥歯にモノが挟まった閣僚の発表。どうなる日本!?
どうする我々の日本!!という思いを強くしております。自分は自分を
生み育ててくれた岩手復興のために何が出来るのか?自分の無力さを痛感しつつも、何かもがいてやろうと思っております。横尾君、ありがとう。