選挙戦、最終日。批判や批評ではなく、アイディアで街を盛り上げたい。


こんにちは!

長いようで短かった選挙戦は、いよいよ最終日を迎えました。投票日を明日に控え、不安でいっぱいですが、「やるべきことはやってきた」と心で唱えつつ、今朝も仲間と街頭に立ちます。

「批判や批評ではなく、アイディアでもっと街を盛り上げたい。」

5年半勤めた広告会社の博報堂を辞め、大好きだった先輩・同期・後輩と別れて立候補し、港区議会議員に初当選させていただいたのは4年前のこと。以降、みんなの力で港区をもっと良くすることを目指し、子育て・教育、環境・防災、コミュニティなど様々な分野の課題に取り組んできました。

議会の「外」では、港区に暮らす人、働く人たちの声と知恵を集める場「みなトーク」を開催し、みんなでアイディアを出し合っては提案することを繰り返してきました。行政ではすぐに実現できないアイディアは、NPOを設立したり、民間の団体とコラボレーションしたり、ボランティアの力を活用することで実現してきました。

できたこと・できなかったことは、それぞれたくさんあります。ホームページの「実積」の欄に記した以外にも、本当にたくさんの提案をし、多くの方と一緒に取り組んできました。4年間、議員を務めさせていただき、正直、辛いこと、壁に打ち当たることも何度かありました。しかし、たくさんの人に支えられ、なんとかここまでこれました。そして、冷静に振り返ってみた時、次の4年間でやりたいこと・やるべきことが見つかり、辛くてももう一度だけ戦おうという気持ちがふつふつと湧いてきました。

少子高齢化の時代にあっては、次の世代に負担を残す「箱モノ」ではなく、街の課題を解決するアイディアが必要だと思います。「社会のために何かしたい、でもやり方がわからない・機会がない」そんな風に考えている人や企業、NPOと街をもっと結びつければ、少ない予算で多くの課題が解決できます。そして、「社会に役立つ」という実感や人とのつながりが、これからの豊かさにつながるのだと、信じています。

批判や批評ではなく、アイディアでまちを盛り上げていきたい。市民と政治家の関係を見直し、多くの方とまちを一緒につくっていきたい。その気持ちは、今もずっと変わっていません。日本の中心地、この港区で住民参加型の新しいまちづくりを行えば、それは日本へ、世界へと広がっていくポテンシャルを持っています。

ここまで、(多くの方にとって迷惑であろう)選挙カー、街頭でのマイクを使った演説、電話での投票依頼をやめ、ひたすら、つくり込んだ政策集を街頭などでお配りする政治活動、それにまちをひたすら歩き、地声でお伝えする選挙活動を行いました。たくさんの仲間の時間と労力を割いてもらい、協力をお願いしてきました。組織票などを一切持たない僕に名簿などなく、勝負はどうなるか、正直当日になるまで分かりません。

どうか、最後にもう一度、この動画をみてください。ぜひ僕の4年間を評価してください。そして、もしできれば、未来を僕に託して下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=bTF_PKsMasg&feature=youtu.be

最後になりました。ここまで支えてくれた仲間に、僕はどう恩返しをしていけばいいか、正直まだ分かりません。忙しいのに、就活や仕事、自分の団体が忙しいまっただ中、たくさんの時間を割いてくれて、本当にありがとう。不安で時に強く当たってしまったこと。みんなに十分な感謝の言葉を伝えられなかったこと。ごめんなさい。

今は本当に、みんなの期待に応えたい。ただそれだけです。結果はどうであれ、もらった恩は、勇気は、長い間かけて少しずつ返していければと思います。今後とも、よろしくお願いします。

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