12月2日に「みなトーーク!!vol.8」を開催いたしました!
みんなで街を良くするアイディアを考え、議会へ提案し、実現させるための場「みなトーーク」。今回のテーマは、横尾さんも積極的に取り組んでいる”防災”です。
第8回目の今回は、ゲストにマンションや町会・自治会などのコミュニティづくりのプロ、荒昌史さんに来て頂きました!
<当日の流れ>
①荒さんから、「防災におけるコミュニティの重要性」プレゼンテーション
震災時におけるコミュニティの重要性と、荒さんの活動の大切さが改めて伝わりました!
阪神淡路大震災の時、孤独死をしてしまった方が13%に上ったという話には、多くの方が驚いていました。
②横尾さんから、「港区の防災課題構造」プレゼンテーション
都内でも有数の事業所を誇る港区においても防災に関する問題点がたくさん。行政に頼らず、自分たちで出来るアクションもたくさんありそうです!
③荒さん、横尾さんによる防災パネルトーク
コミュニティを作ろう!といっても出来るものではない。まずは、近所の方との繋がりや、同じ趣味を持つもの同士から始めることが大切!
④参加者の方と一緒にアイディアブレスト
みなさん真剣に考えていました。
最後に横尾さんから、実際にこのアイディアは提案に向けてブラッシュアップしていきたい!というものが、3つありました!
(1)防災に関する費用を所得控除するシステムの提案。
防災意識を高めるためには、まず身の回りの防災用品を揃えることが大事!防災に関する費用は所得控除されるというアイディア!
(2)子供防災リーダーを決めて、地域一丸となって防災意識を高める。
子供に言われたら断れない。地域に防災子供リーダーを置くことで親を誘い、半強制的に防災意識を高めていくというアイディア!
(3)街コン×防災で、地域活性化と防災意識の向上を図る。
いきなり防災!と言われても、防災意識は根付かない。1日だけ街中を防災一色に染めて、そこに来た人、住む人の交流を生みつつ、防災を意識するきっかけを作るイベントを行うアイディア!
今回、僕が全体のファシリテーターを務めたのですが慣れないことをしたため、会場の空気が一瞬、
「ふわっ」
とする場面が多々ありました。
しかしながら、会場のみなさんの温かさもあり、何とか最後までやりきることできました!学生相手ではなく、社会人の方の前で全体をまとめるということに難しさを感じましたが、非常に良い体験が出来たこと、そして開催に至るまで関わってくださった方々に感謝します。
最後に、
みなトーークは街を良くするアイディアを考えることが目的ですが、もうひとつ大事な目的があるような気がしました。それは、自分たちの住む街にもう少し興味が持てるきっかけを届けることです。
みなトーークのように、街の課題を知り、真剣に考えてみることで、イベントが終わった後、街を歩く時の視点が少し変化するんじゃないかと思います。
そうすることで、街に対して一人一人が考えていく。
きっと、一人のカリスマよりも、たくさんの人のアイディアがこれからの街を作っていくと思います。
ということで、今後ともみなトーークをぜひよろしくお願いします!
横尾事務所インターン山本