2010年10月6日 ロハスの精神が行き届いた街、ボールダー。


胃もたれで目覚めた二日目の朝。

昨晩、遅くに食べたスパゲッティがゆうに二人前はあったから、嫌な予感はしたのですが。。。

青ざめた顔で、でも、気を取り直して、久しぶりの井沢さんと再会!

ソトコトの副編集長の方から紹介いただいた井沢敬さんはGM、オペルの日本法人の社長などを歴任された後、ロハスの聖地・ボールダーに移り、以来13年もここに住まわれているそうです。

ホテルのロビーで地図を見せていただいた後は、早速井沢さんの車で街を案内していただきました。

まずは市のリサイクル施設。
市民自ら出向き、何種類にも分けられたボックスに入れていく。
ゴミを出すな。出したら自己責任で、どーぞ。の精神。

「エコサイクル」というシステムで、この施設では、「TV」「電気コード」「食用油」そして「ヨガマット」に至るまで、細かい分別が求められているそうです。しかも、パソコンモニターの回収料金30ドルは、結構なお値段。日本ではメーカーの責任でもあったりするけど、ここボールダーでは、全てゴミを出した人の責任、なのです。

低所得者用の住宅や、最近日本でも流行りつつあるシェアハウス、カーシェアリング、リサイクルの原料のみを使用した「エコプロダクツ」というブランドのお店などを見学した後は、ボールダーだけの特別な「セーフウェイ」(オーガニック仕様)、そしてこの街で生まれ、全米に広がるオーガニックのスーパーマーケット「サンフラワー」へ。

どちらもLEDに照らされた売り場で、オーガニックが一目で分かるマークの商品たちが、自らをすごく主張していたのが印象的でした。

セーフウェイの「Oオーガニック」というブランド。日本では、プライベートブランドと言えば「安い」だけだけど、これは高付加価値で勝負している商品。高い、けど、とってもいいもの。

インド料理の食べ放題でまた、もたれるほどご飯を食べたら、ダウンタウンへ。この日開催されていた「ファーマーズマーケット」は、地元のロハスピープルでにぎわっていました。

そしてこれ!いいコーヒーブランドを見つけちゃいましたよ〜。
「シルバーキャノンコーヒー」。オーガニックの豆をじっくり焙煎しているから、とっても香りがいい。しかもこれ、フェアトレードの商品なんです。これはハマるぞ〜。

みんながそのコンセプトに共感して、全てがロハスにこだわってつくられている街って素敵だなあ、と改めて感じた二日目でした。

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